部屋に入る入れない問題のはずが
ある日、こんなアンケートツイートを作った。
自分の部屋につきあってる女の子を入れない、その上つきあってる女の子の部屋にも入ろうとしない男、恋愛相手として付きあい続ける?
— 宮本のぞみ@現在彷徨中 (@nocchi77) 2017年5月11日
これを一見した奴は、「ああ、リア充ね、付き合って数ヶ月、でもやることやってるだろ」と「そのまま付き合う」に投票するだろう。確かに、このツィートだけなら自分も「そのまま付き合う」に投票する。
しかし、状況を詳細に書いていないことに気づいた。
「付き合って数ヶ月ぐらいだろ?」
いや、10年以上です。10年以上も彼はいろいろと難癖を付けて部屋に入れず、わたしの部屋にすら入ろうとしていません。
「でもやることやってるだろ」
ホテルには一緒に泊まったことはありますが、すべて別々のフロアで泊まりました。
もちろん、どちらも体に触れたことはありません。
「んじゃ、彼ホモ?」
完全にホモフォビア*1さんで、「中1女子と中2女子は女神」とか言ってるんですが。
じゃあ、もっかいそれを明らかにして再度ツイッターでアンケート取るぞ、と思っていたが、手元にあった本を読んでやめた。
もしかして、その友人の心くつろげる領域を侵してませんか?
その領域を侵して付き合うことは健康的な関係とは言えません。*2
そうだなあ、部屋に入れない、体に触れさせないってことは彼の領域に入れないってことだよなあ。正しくはその領域を侵さない関係で付き合うべきなんだよねえ。反省。
また、この本にはこんなことも書いている。
こころ傷ついた人*3は防衛することで自分を信頼しなくなります。
結果、信頼関係に基づく人間関係ではなく、「全か無か」の基準の人間関係しか組めなくなります。
自分も「全か無か」の思想あるけど、彼もそういう部分ある。
そんな彼との関係に冷却期間をおいて、他の人と新しい人間関係を学んでから、改めて人間関係を構築できるようにならなければなあ。
と、改めて思った。
ちなみにこの本はこれ。
10代のセルフケアのシリーズの一つですが、その子ら親年代の自分が読んで納得してるんだから、年齢問わず共依存とか人間関係に悩んでいる人は読んだ方がいいと思うの。
雪まつりセール、電化製品を買って…
ある調べ物で昭和40年1月の新聞を見ていたら、こんな広告を見つけた。
(画像は昭和40年1月24日の北海道新聞より)
ナショナル電化製品を買って北海道に来る宝塚を見に行こう…ねえ。
スターよりも自分は右上のこれが気になった。
なにこの強行スケジュール。
今の宝塚全国ツアーでもここまで細かくやんないぞ、てか、これ非公式にやったんじゃないかという疑惑がわいたところで手元から取り出したのは
宝塚歌劇100年史 虹の橋渡りつづけて(舞台編)!
ここには宝塚歌劇で行った舞台がほぼ網羅されているので確認してみよう。
宝塚大劇場、東京宝塚劇場、他の劇場、全国各地での公演と見て、全国各地の公演の昭和40年の欄。
花組/4月3日~4月27日
〔札幌、小樽、旭川、北見、釧路、帯広、室蘭、函館、弘前、水沢、仙台、酒田、八王子、高崎〕
『春夏秋冬』『幸せがいっぱい』
やはり公式か!
電化製品買って宝塚招待券って安いのか高いのかわからないけど、この強行スケジュールやってしまう宝塚すげえよ!
「4月8日・9日、札幌ニトリホールの宝塚花組全国ツアー公演*1、
1月22日前売券発売開始!」
という広告が踊っていた。行きたいなあ。けど道外に出るからなあ。
と遠い目をした自分が居た。
はい、4月に札幌に行くことはありませんでした。
*1:「仮面のロマネスク」「EXCITER!!2017」
あのメンバーが笑点にいなかった1970年2月に
わたしは笑点が好きである。
1970年
(昭和45年)2月8日 この日は北海道(具体的な場所は不明)で収録されたものを放送したが、収録日の大雪による欠航のため前田(武彦)が休演。当日の演芸ゲストがてんぷくトリオであったことから、代理司会を三波伸介が、座布団運びを伊東四朗が務めた。(笑点 - Wikipedia より引用)
という記載があった。これが成功したことで同年三波伸介が司会に就任するのだが、ここには「北海道(具体的な場所は不明)」、収録日の記載が無い。北海道に住む自分が調べないといけない。そこで地元の図書館に行って昔の北海道新聞(以下、新聞と表記)を見てこよう。
まずは1970年2月分からあたる
2月1日の新聞記事によると前日の大雪により、北日本の交通網が麻痺。
もちろん、空の便も同様で北行きの121便欠航。
俗に言う「昭和45年1月低気圧」*1
どんな状況だったかについて私が語るのはおこがましいから、
リンク元で確認してもらおう。
これか?まあ放送日が2月8日だから2月7日までの欠航情報もあるかもしれないぞ。
と探してみても無かった模様なので、笑点の番組欄をメモって1月分に移ろう。
次は1970年1月分に遡る
1月分は下旬の方から遡っていく。
もしかしたら収録の広告があるかもしれない。
広告が無くても新聞の芸能欄に載っかってるかも。
あった。1970年1月27日夕刊4面。
公開歌謡ショーなど
さっぽろ雪まつり*2 各TV局で特別番組
【STV*3】▽笑点=31日、札幌中島スポーツセンターで録画、開場 後0時半。放送は2月1日、8日。前田武彦、歌奴、歌丸らのレギュラーに、東京ぼん太、てんぷくトリオ。
収録日はやはり1月31日、収録場所は札幌中島スポーツセンターであることが判明。
そして、1月31日の夕刊には、「千歳、札幌の各空港閉鎖」という記載も確認。
2月1日放送分を前日に収録とは無茶だろやはり、1回で2本録画するスタイルは前々からだったんだ。ここで収録分のテレビ番組欄も書いておきましょう。
まずは2月1日。
17:20(カラー)笑点 ◇漫談 東京ぼん太 ◇ 大喜利 桂歌丸 三遊亭歌奴 小円遊
2月8日。
17:20(カラー)笑点 ◇コント てんぷくトリオ ◇ 大喜劇 三遊亭歌奴・金馬・小円遊 桂歌丸
参考に翌週の2月15日。
17:20(カラー)笑点 ◇落語 桂歌丸 ◇ 大喜利 三遊亭歌奴・金馬・小円遊 ◇ 前武のなんでも入門「ハワイ料理」
2月1・8日の前田武彦レギュラーコーナー「前武のなんでも入門」がないため、明らかに前田武彦はいない。2月8日の司会はてんぷくトリオのメンバーなのだが、その前の週の司会は東京ぼん太か、それとも奥に控えていたてんぷくトリオの誰かか。改めて調べることになりそうだ。
おまけ
この時のさっぽろ雪まつりにあわせて他にもテレビ収録が組まれていましたが、その中にはこんな番組もありましたようで。
【HBC*4】▽ヒット中継車No.1=30日、札幌共済ホールから生中継。開場後6時。シューベルツ、千賀かほる、森田健作、弘田三枝子、和田アキ子。司会は談志、円鏡、円楽。
【STV】▽あなたがえらぶチャレンジショー=2月1日、札幌中島スポーツセンターで録画、開場後2時、5時の2回。放送は8日、15日。山東昭子、林家こん平のリーダーで。ゲストは1回目ちあきなおみ、矢吹健、2回目佐川満男、中山千夏。
まあ、太字にしたのは目の錯覚だよ、目の錯覚。